Robin 2
Markdown が使いにくいので Markzero というのを作ってみた。
Markdown→HTMLなので
そもそも Markdown は HTML というマークアップ言語を簡易的に表現する記法のため、 HTML で表現しないことは Markdown でも基本的には表現しえない。
インデントによる階層表現
どんなプログラマでも共感できると思う、今もしあなたのプログラムから インデントが全て消滅したらどうなるか?すごく見にくいでしょう?
あれと同じで、私は自分のメモはインデントで段落の階層を定義している。 もし私のメモからインデントがなくなったら見づらいだろうな、とおもう。
HTML はインデントが無い
HTML も見出しタグで階層を定義できるけれど、 現在の段落タグが何階層かを知るためには文章を前方にスキャンしなきゃならない。 インデントしてたら一発で見えるのに。でもHTMLではインデントは無視される。
CSS でインデントしましょう。
そういう時のために CSS があります。 CSS を書けば人間にとって見やすいスタイルでレンダリングできるのです。
確かに、機械的にパースすれば、現在の段落タグが何階層かは解読できる。 解読できれば適切な CSS を自動的に割り当てることだってできる。 でもそれは階層の変化する全ての位置に見出しタグを入れた場合に限るのです。
だけど人間の書く文章って、そんなにしょっちゅう見出し入れますか?
私は階層を自由に上下したかった。見出しを伴うことなく。 それはもはや HTML の仕様を越えていることに気が付いた。 ということは、Mardown でも書けないということになる。
Markzero をつくりましょう。
ルールはシンプル
- インデントの段数が階層深度
- 前行が空行 かつ 次行の階層深度が増加なら その行は見出し
たったこれだけで、見出しタグが必要なくなります。 そして現在の階層が定義できます。たとえば、上の文章は、
インデントによる階層表現
どんなプログラマでも共感できると思う、今もしあなたのプログラムから
インデントが全て消滅したらどうなるか?すごく見にくいでしょう?
あれと同じで、私は自分のメモはインデントで段落の階層を定義している。
もし私のメモからインデントがなくなったら見づらいだろうな、とおもう。
HTML はインデントが無い
HTML も見出しタグで階層を定義できるけれど、
現在の段落タグが何階層かを知るためには文章を前方にスキャンしなきゃならない。
インデントしてたら一発で見えるのに。でもHTMLではインデントは無視される。
CSS でインデントしましょう。
そういう時のために CSS があります。
CSS を書けば人間にとって見やすいスタイルでレンダリングできるのです。
確かに、機械的にパースすれば、現在の段落タグが何階層かは解読できる。
解読できれば適切な CSS を自動的に割り当てることだってできる。
でもそれは階層の変化する全ての位置に見出しタグを入れた場合に限るのです。
だけど人間の書く文章って、そんなにしょっちゅう見出し入れますか?
私は階層を自由に上下したかった。見出しを伴うことなく。
それはもはや HTML の仕様を越えていることに気が付いた。
ということは、Mardown でも書けないということになる。
私の Markzero では、この様に書かれています。 マークアップを簡略化したマークダウンを更に合理化した結果、マークの文字がゼロ個になった、 だから Markzero と命名しました。見出しを除いた他の仕様は Markdown と同じです。
この仕様・発想を用いたい方は、商用を問わずご自由にご利用くださって結構ですが、 もしよければ Markzero の名前は継承して使ってあげてください。 そういう名前や考え方がすでにあるかどうか調べたわけじゃないので先行研究を私は存じませんので、 この考えを煮詰め新規性を盛り込んだ論文を書こうという方は、そのあたりもちゃんと調べてください。
インデントを表現するCSSも表現できる Markdown が Markzero です。