© たかやまそら

鉄道唱歌・東海道編 28

煙を水に横たえて たもと涼しく風吹くには……

鉄道唱歌のバージョン違い

私が『鉄道唱歌』で特に好きなのは浜名湖の鉄橋を渡る前後で、まるで景色が見えて風を感じるようである。 場所は上図(カシミール3Dで計算)の通り、浜名湖の河口に架かる鉄橋の場面である。

早稲田大学図書館所蔵本 にはこうある。

ところが、初版と思われる国会図書館所蔵本 にはこうある。

違いがわかるだろうか?よく見比べてほしい。本来の描写こそ、大和田建樹の真骨頂と私は考える。

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