© たかやまそら

洞窟都市 訪問記 9

円筒アルコロジーは、洞窟都市と融合し、アルコスフェアを形成する。

森林都市の合理化の最終段階

地表から深さ数キロまで掘り下げた時点で、かつての洞窟都市との境界も消滅し もはや森林都市に本来の森林の面影は殆どない。

人工的な天井を圏界面とした、人工的な対流圏が惑星表面下に造られる。 建築圏アルコスフェア(Arco-sphere)の完成である。 その世界には本来の山肌もあらわとなり、地底の水脈も海面として姿を現す。

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